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TOYOTA ジャパンタクシーについて感じること。

ジャパンタクシーという車椅子にも対応できるユニバーサルデザインの車両をTOYOTAさんが発売しておりました。

正直な感想を言うとそれを使う運転手、またそれを利用する方のことを考えて作られているのかわからない欠陥品だと思っています。

背面ではなく側面にスロープを出してそこから車椅子が乗ります。その時点で介護タクシーを利用したことがある方、また現に車椅子を活用している方からするとその後の動きを考えた時点で困難さが想像できるはずです。細かくダメ出しすると長くなりますので割愛します。

↓TOYOTAホームページ。タクシードライバーの方へという活用動画もありますが、これ便利ですか・・・?使いたいですか・・・?私の答えは No です。

https://toyota.jp/jpntaxi/#wcMovie-modal

動画も見ましたが、運転手、利用者、また乗降にかかる時間含めて誰にも優しく作られていない気がします。カタログスペックでは普通のタクシーにも使えて、車椅子の人にも対応もできちゃう便利なものです!ってところなのでしょうが、やはり実際に活用する人の目線に立って作らないと生まれながらの欠陥品になってしまいます。

仕事でジャパンタクシーとすれ違うたびにそんなことを考えていましたが、ついにメーカー側が欠陥を認めたのか、改良するというニュースが最近入ってきました。

気になってニュースの記事を検索しては読み漁りましたが、根本的なところが解決していない気がして実際に活躍するかは非常に怪しい気がします。

ヤフーのニュースのところでは実際にそれを運転している方からの非常に辛口のコメントがあり、多少の改良では手の施しようのないものなのかもしれないと感じてしまいました。

ただ、TOYOTAさんが開発したジャパンタクシーが欠陥品だよ!って記事を書きたかったわけではなくて、高齢化社会なり介護タクシーがより必要とされている時代あるけれど、国や自治体から援助があるわけでもなく採算がとりにくい事業ではあるため大手が参入せず必要とされる台数が確保されていないのが現状です。

そのためより通常のタクシーとして使えるものが+αの機能で車椅子まで対応できるようになるという設計は出来たものが現場の目線から外れたものであったため失敗作(現状では)となっただけのことで、不足している介護タクシーにも転用できる可能性を考えると素晴らしい発想であることには間違いないです。

2台目の車両も引き続き福祉用に改良したヴォクシーにする方向で話を進めていますが、よりこれから必要とされる機能性をもった車が開発されることを切に願います。


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