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QOL(クオリティ オブ ライフ)について

車椅子を援助

以前のブログでもQOL(クオリティ オブ ライフ)に簡単に触れましたが、どうすればその人が自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出せるか ということ考えながら接することの大事さを改めて感じました。

QOL(クオリティ オブ ライフ)の考え方、意味についてはこちら(wikiへ飛びます。)

車椅子に乗っている方で受診のたびにあおぞら介護タクシーを使ってくださる方がいるのですが、夕方に受診が終わりその帰り道で「今日の夕ご飯はどうするかね?」と毎回のようにおっしゃっておりました。話を聞いてみると、車椅子生活になってからは家の車に乗れないから買い物は奥様に任せて家で待っているとのことでした。

効率の面から考えると、確かに車椅子で買い物に行くことはバリアフリーが浸透してきたとは言え不自由な面が多く、健常な奥様だけで買い物したほうが時間も労力も少なくスムーズに行えるとは思います。

私は私で他者の考えがわかるわけではありませんが、自分がその人の立場になってどうすれば嬉しいか とQOLの観点から考えると・・・

自分の目で見て、自分で食べたいもの(欲しいもの)を選んで、買い物がしたい。 っと思いました。

たまには受診後の帰り道にあるスーパーに寄って夕食などの買い物もしてみると楽しいのでは?と話をしてみると、最初は車椅子ゆえの不自由さや、周りに迷惑になるのでは といった考えからか少し悩んでいる様子でしたが、奥様の声にも押され、「手伝ってもらえるなら大丈夫か。たまには自分で買い物もしたいしな。」とお返事で買い物のお手伝いをさせて頂き最後には「何年振りだった。良い気晴らしになったし楽しかった。ありがとう。」とお礼を言ってくださいました。

今まで通り奥様1人でスーパーで買ってきたくれた魚を食べること、一緒に買い物して自分で食べたい魚を選んで食べること。結果を言えば、魚を食べる。とただそれだけのことですが、そこに行きつくまでの過程で自身がどれだけ主体的に関われているか というところの差、つまり自分自身が選択したことが実践できるという実際が伴うことで、満足感や幸福感に繋がっていくことあるのだと実感できました。

何らかの障がいになっているものを取り除けるよう、不足を補えるように関わることで「もう出来ないからいいよ。」と諦めてしまっていることも可能になります。

私自身は微力ながらも、その人がその人らしい生活を行えるよう仕事を通じて地域に貢献していきたいと思います。

浜松の介護タクシーの あおぞら介護タクシー を宜しくお願い致します。

車椅子を援助

 


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